ビジョン

山代ならではの価値を見つめなおし、磨きなおし、魅力をつける

これは山代温泉の観光まちづくりのコンセプトです。地元住民、各種団体、観光施設、宿泊施設、店舗などの共通認識となることを目指します。

行基による温泉発見から１３００年。古代から絶えることなく湧き続ける温泉の上に豊かな地域資源が生み出されてきました。それらは、明覚上人、豊田伝右衛門、北大路魯山人などの時の偉人のの功績であり、白山五院で唯一残る薬王院温泉寺や、服部神社、萬松園などの史跡の集積であり、上質な温泉旅館軍と加賀食文化であり、伝統的な湯治場の街区構成を日本で唯一今に引き継ぐ湯の曲輪の街並みであり、そして、菖蒲湯祭りなどの祭りやイベントを担う地元民の活力や脈々と引き継がれてきたおもてなしの精神です。2023年からの7年間をとおして、「あいうえおの郷」構想のさらなる具現化を目指すと共に、多岐にわたる恩恵をもたらしてきた温泉への感謝の念を忘れず、山代ならではの地域資源の価値を見つめなおし、磨きなおし、お客様にわかりやすくお伝えすることにより、お客様が目指して来たくなる魅力のあるまちづくりに地元住民・事業者を含めたオール山代で取り組みます。